※終了※【6/10 (月) 19:30-21:00】テラウチマサト(写真家)×正田倫顕(ゴッホ研究者)「ファン・ゴッホについて語ろう」トークショー

テラウチマサト写真集『フィンセント・ファン・ゴッホ ほんとうのことは誰も知らない』の発売を記念しまして、本写真集の帯文をご執筆いただいたゴッホ研究者の正田倫顕氏をお迎えし、トークショーを開催します。

2019年秋、上野の森美術館では『ゴッホ展』が開催されますが、皆さんはどれくらいファン・ゴッホについてご存知でしょうか。

世界中の人に愛される画家ですが、絵に詳しくない方は、「ひまわり」などの著名な絵は知っていても、ファン・ゴッホがどのような人物だったか語れる人は少ないかもしれません。

「耳切り事件」や自死したことから、波乱万丈な人生と語られることの多いファン・ゴッホ。

ファン・ゴッホを長年研究されている正田倫顕氏をお迎えして、ファン・ゴッホについて詳しくない方にもわかるように、その人生や人物像についてお話いただきます。

そして後半は、オランダ、フランスと、ゴッホゆかりの地を旅して撮影したテラウチマサト氏が、ゴッホが暮らした地の写真をお見せしながら、感じたことについて語ります。

お二人の目から見た、ファン・ゴッホとはどんな人物なのでしょうか。

ぜひ、『ゴッホ展』を観に行く前に予習しにいらしてください。

また当日は、テラウチマサト氏の写真集と正田倫顕氏の書籍の販売も行います。
サインも入れていただけますので、ぜひ当日お買い求めください。

 

【登壇者】
テラウチマサト
写真家/プロデューサー。1954年富山県生まれ。2012年パリ・ユネスコ本部から招聘され、ユネスコ・イルドアクトギャラリーにて富士山作品を展示。2015年コロンビア「FOTOGRAFICA BOGOTA 2015」に招聘され講演するなど、海外からも高い評価を得ている。2016年8月には、富士山頂浅間大社奥宮にて画家Yutaka Murakamiと共に個展を開催した。モノやコトの“隠れた本質”を捉える着眼点や斬新な表現手法に、イベントプロデューサーから町興しのオファーも集まる。2014年より富山市政策参与に就任。2015年1月には長崎県東彼杵町アートアンバサダーに就任。日本写真家協会会員。

正田倫顕(しょうだともあき)
ゴッホ研究者。1977年生まれ。東京大学教養学部卒業。ベルギー・ルーヴァン大学に留学。ヨーロッパにおいて、ゴッホに関するフィールドワークに従事する。ゴッホの暮らした土地、描いた場所、関連美術館などを隈なく調査する。所属学会は美術史学会、日本宗教学会、日仏美術学会、日本基督教学会、日本ベルギー学会、ベルギー研究会。著書に『ゴッホと〈聖なるもの〉』(新教出版社、2017年6月)。ゴッホに関する講演多数。
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