作家養成講座カリキュラム

第1回
【講義】 「Subject」と「Look」を考える
【講師】 テラウチマサト氏(写真家)
【内容】 個性、作風について考えレクチャーします。その人らしい題材「Subject」とは何か?その人らしい見え方、仕上がり「Look」について学びます。
【講評】 ポートフォリオレビュー(担当:テラウチマサト氏)

第2回
【講義】 「ステートメントの書き方を学ぶ①」
【講師】 大和田良氏(写真家)
【内容】 そもそも、ステートメントはなぜ必要なのでしょうか。どのようなステートメントがよいステートメントなのでしょうか。まずは、ステートメントの役割を説明します。
【講評】 ポートフォリオレビュー(担当:テラウチマサト氏)

第3回
【講義】 「ステートメントの書き方を学ぶ②」
【講師】 大和田良氏(写真家)
【内容】 アンケートシートを実際のステートメントにまとめる際に、書くべき内容、書き方、文字数などを解説していきます。ステートメントに落とし込む方法をお伝えします。
【講評】 ポートフォリオレビュー(担当:テラウチマサト氏)、アンケートシート添削(担当:大和田良氏)

第4回
【講義】 「2つのコンテキストについて学ぶ」
【講師】 テラウチマサト氏(写真家)
【内容】 コンテキストとは文脈と訳され、一般には、その作品が写真史上や美術史上のどの系譜に当たるものかをさします。学芸員の資格を取得し、絵画史におけるコンテキストを学んだテラウチ氏が写真を撮る者としてのコンテキストに対する考え方をお伝えします。ポートフォリオを創っていく際のコンテキストについて説明し、写真を深め、面白くする技術について学びます。
【講評】 ポートフォリオレビュー(担当:テラウチマサト氏)

第5回
【講義】 「写真集や写真展における写真編集」
【講師】 大和田良氏(写真家)
【内容】 写真は複数枚を組み合わせることによって、さまざまなストーリーを紡ぎだしたり、読み手の感情を揺さぶったりすることができます。写真編集には作風によっていくつかのタイプがあります。それらの型を知ったうえで、自らの作品に合った型を選び取り、編集していく手法を学びます。
【講評】 ポートフォリオレビュー(担当:テラウチマサト氏)、ステートメント講評(担当:大和田良氏)

第6回
【講義】 「世界で評価されるための ポートフォリオレビューの作法から個別の売り込み先まで」
【講師】 速水惟広氏(T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO ディレクター)
【内容】 ブックかボックスか、作品は何点用意すればいいか? ポートフォリオレビューなど、作品を様々な人に見てもらう際に、用意すべきものを具体的にご紹介します。近年、世界のポートフォリオレビューでレビュアーを務めてきた速水惟広が、日本のみならず海外でのポートフォリオレビューの受け方まで解説します。
【講評】 ポートフォリオレビュー(担当:テラウチマサト氏)

第7回
【講義】 「支援者の作り方、繋がり方」
【講師】 テラウチマサト氏(写真家)
【内容】 作家活動をしていく中で自らの支援者を作るということは重要事項です。この考えを持たないと作家活動に支障をきたします。どのように支援者と出会うか、どうやって支援者を生み出すか、またレップ契約(マネージメントや販売代行)に至る前の方法や繋がり方について講義します。
【講評】 ポートフォリオレビュー(担当:テラウチマサト氏)

第8回
【講義】 「現代写真を学んで自身の系譜を探る」
【講師】 飯沢耕太郎氏(写真評論家)
【内容】 先人たちのたどった道を知ることで、大きな気づきを得ることができます。ここでは大まかな写真の歴史を振り返るとともに、写真家の系統を学ぶことで、それぞれの作品が向かうべき道を示していきます。
【講評】 ポートフォリオレビュー(担当:テラウチマサト氏、飯沢耕太郎氏)

第9回
【講義】 「プロプリンターから学ぶプリント術」
【講師】 小澤貴也氏(エプソン販売 エプサイトギャラリー)
【内容】 「販売できるプリントクオリティ」とはどのようなものでしょうか。どのようなプリントがよいプリントなのでしょうか。作家が必要最低限知っておきたい、プリントの知識について学んでいきます。
【講評】 ポートフォリオレビュー(担当:テラウチマサト氏)

第10回
【講義】 「作品販売にまつわる基礎知識」
【講師】 小松整司氏(EMON Photo Gallery ディレクター)・テラウチマサト氏(写真家)
【内容】 作家として作品を売るにはどうしたらよいのでしょうか? 写真の値段の付け方や、納品方法、サインの入れ方。またギャラリー所属の作家になる方法や、ギャラリーとの付き合い方など、作品販売の知識を学びます。
【講評】 ポートフォリオレビュー(担当:テラウチマサト氏)

第11回
【講義】 「作品における「時流」と「自流」の配分率」
【講師】 テラウチマサト氏(写真家)
【内容】 流行りもの、あるいはその時に多くの人が面白い、心地いいと感じるもの、一方で自分が撮りたい、チャレンジしたいこと。「時流」の本質と自分がやりたい「自流」。作品の中にどうやってそれらを散りばめていくのかを考える授業です。
【講評】 ポートフォリオレビュー(担当:テラウチマサト氏)

第12回
【講義】 「プレゼンテーションの練習と実践 アドバイス」
【講師】 テラウチマサト氏(写真家)
【内容】 これまでの授業を活かして作成したポートフォリオを、自分なりのスタイルでプレゼンテーションしてもらい、それについての作品へのアドバイス、プレゼンに対する助言を行います。ZOOMを使って、ライブで講評を行います。
【講評】 プレゼンテーション(担当:テラウチマサト氏)

 

※カリキュラムは変更となる可能性もございます。

 

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