Q1 初めてシャッターを押した時のことを覚えていますか?
 もちろん覚えています。10歳の時、父のカメラを借りて撮ったのが最初です。
今でもその一枚は大切にアルバムに貼ってあります。

Q2 写真にのめり込んだきかっけは?
  私の学生時代は学園紛争の時代、メデイアが力を持ち始めた頃です。私たちの世代でカメラを持つという意味合いはそのまま報道に行くということがあった時代だったと思います。
私もその一人でした。報道写真を撮りたい!それが私にとって写真にのめり込んだきかっけでした。

Q3 講師になって最初の授業をする時、緊張しましたか?
  正直、自分で何を話したか全く覚えていませんでした(笑)そのぐらい緊張していたのを覚えています。それとこれは反省なのですが、当初、授業で生徒の欠点を指摘していましたね。「ここが悪い」「露出が足りない、オーバーだ」と。今思えば、何でそんな欠点を指摘してしまったのだろうと。しかし、欠点を指摘するのは簡単なんです。緊張のあまり周りが見えなくなっていた私はそんな簡単な手法で講義をしていました。

Q4 どんな授業を心がけていらっしゃいますか?
  先の質問への反省も多々あるのですが、今は生徒のいいところをいかにたくさん見つけてあげられるかを心がけています。その長所から1日ワンステップの上達、そして新しい何かが発見できればいいと思いながら授業にあたっています。

Q5 生徒の展覧会も積極的に応援されていますね?
  最近は特に応援していますね。やはり生徒から展覧会を開きたいとアドバイスを求められる機会が俄然多くなりました。求められれば、それはもう思いっきり応援してしまいます。(笑)

Q6 神島先生にとって写真とは?
 月並みですが、全てです。私から写真をとったら何も残らない。

Q7 ご自身の撮影スタイルを例えるなら?
  信長型  「撮れぬなら、無理やり撮ってみせましょうフォトライフ」
  秀吉型  「撮れぬなら 撮らせてみせましょうフォトライフ」
  家康型  「撮れぬなら撮れるまで待ちますフォトライフ」
私は秀吉型かな(笑)

Q8 最後に 写真を通じて生徒の皆さんに一番何を伝えたいですか?
  写真を楽しむって年齢も性別も全く関係ありません。一生を通じ、持続性も持って楽しんでいけばいい。もちろんプロを目指すのであれば、その内容もここ(「PHaT PHOTO」写真教室)にはある。みなそれぞれの楽しみを見つけてほしいと思います。

神島先生、ありがとうございました!