撮影ツアー
 

2004年6月26日(土)~30日(水)の5日間、総勢12名で中国撮影ツアーに行ってきました!
4泊5日、ただただ撮影するためだけの日々。なんとも贅沢な時間でした。なにをかくそう担当者のわたしも初企画&初参加の撮影ツアー。いままで一人旅が多かっただけに、ツアーってこんなに楽しかったんだ!っていう発見が満載。
行った人も、いけなかった人にもこの楽しさを味わっていただけるよう、日記スタイルでお伝えします。

中国撮影ツアー 1日目中国撮影ツアー 2日目中国撮影ツアー 3日目中国撮影ツアー 4日目中国撮影ツアー 5日目
~5日目のできごと~

魯迅公園でおじいさんと写真家テラウチマサトが勝負!
魯迅公園のおじいさん
テラウチさんに「俺を撮れ! 」とアピールするおじいさん。1対1の勝負のようなワンシーンでした。
4泊5日の撮影ツアーもいよいよ最終日。最後ということもあり、今日も早朝撮影会をすることになりました。今日は昨日より1時間遅く、朝6時にホテルのロビー集合。連日のハードスケジュール&早朝集合にもかかわらず、ほぼ全員が参加です。
メンバーが揃ったところで、曇りぎみの空の下、タクシーに分乗してホテル近くの魯迅公園へ。魯迅公園は緑あふれる広い公園。低料金で入場できるので、社交ダンスにはげむ人たちをはじめ、市民の憩いの場になっているようです。「どれどれ、どんなところだろう」と足を踏み入れると…。朝の6時なのに、すごい人、人、人です。いろんなグループがそれぞれいろんな踊りをしています。2~3人の小さなグループから、大企業の朝礼かと思うほど大人数のグループまでさまざま。踊りは太極拳、扇を持った体操のような舞踊、社交ダンス、杖のような棒を持った踊りなどなど。踊り以外にもコンクリートの上に水で文字を書く人もいます。これが達筆! 公園の雰囲気は高校時代の体育祭直前の練習のよう。なんだかお祭り気分で楽しい感じです。
そんな中、公園に入りそれぞれ思い思いに広がって撮影開始。あっという間にみんな散っていきました。「カメラ向けても大丈夫かなぁ」なんて思いながら恐る恐るカメラを構えると、意外や意外、みなさん張り切ってくれるんです! 全身白い衣装に身を包んだおじいさんはカメラ目線で、アングルを考えながらアピールしてきます。そのアピールぶりは、さりげないなんていうものではなく、「俺を撮れ! 」「これでもか、これでもか! 」という感じ。テラウチさんが撮り始めると、写真家オーラが伝わったのかテラウチさんにどんどん迫っていきます。足を「ブン! 」と振り上げたり、持っていた扇を「バシッ、バシッ! 」と音をたてて振り回しながら踊ります。そしてひと通り踊り終わったおじいさんは、扇で自分をあおぎながらテラウチさんに近づいて、まるで友達に話と話すような風情で声をかけてきて…。テラウチさんは中国語をわからないけれど、どうやら「おまえもやってみろ! 」というようなことを言われたらしい。いやー、中国の人はすごいです。見ず知らずの人にガンガン話しかけちゃうんですから。この積極性は見習わねば、なんてつくづく思ってしまいます。

本場の太極拳に参加! !
太極拳
太極拳は美しかったです。それにしても上海の人はカラフルな洋服がお好きなようです。
魯迅公園のおばあちゃん
魯迅公園でおばあちゃんらしき女性におかゆを食べさせてもらっている少女。上海の人はけっこう「写りたがり」さんが多く、カメラを向けても喜んでくれます。
そんなおじいさんとテラウチさんの心温まる交流から目線を変えると、ラジオ体操のようにみんなで一斉に同じ動きをしている人を発見。そろそろと近寄ってみると、なんだか一番手前にいる人がピンクの洋服 もかわいいし、上手そう。勇気を出して参加してみること にしました。上海に来る前、中国通のとある人から「一緒に踊っても大丈夫だよ」と言われたのを思い 出したのです。 恐る恐る、さりげなーく混ざってみると…まったくもってOK! しかも見るからによそ者で大きなカメラを首からぶら下げたわたしを、さりげなくリードするようなサービスまでしてくれるのです。そうしているうちになんだかさわやかな気分に。手の動きや、流れるように屈伸するひざの動きなどよく考えると難しいのですが、まねをしているとけっこうできちゃうものです。ゆっくり動くので汗が出てくるのですが、それがなんともいえない爽快感。しばらくシャッターを押す手を休めて太極拳に集中しました。15分ほどやったころ、さすがに首から下げたカメラが重たくなってベンチで一休み。すると向かい側のベンチに座っている4歳くらいの女の子が、おばあちゃんらしい女性におかゆを食べさせてもらっていました。その女の子がかわいくてカメラをかまえたら、それに気づいたおばあちゃんの方がカメラ目線でにっこりスマイル。ステキな笑顔です。つくづく思うのですが、中国の人は写真を撮られるのが本当に好き。中国語を話せればポーズもつけてもらえそうです。次回訪れるときにはちょっとくらい話せるようになっていたらステキかも!

上海ナイトライフ★豆知識
衡山路(エンシャンルー)
「衡山路(エンシャンルー)」とは…かつて裕福なお屋敷街として発展し、現在は各国の領事館が軒を連ねる閑静な地区。ここはお洒落なレストラン、バーが集まるエリアとして知られています。東京の広尾、白金台といった雰囲気です。広々とした歩道の中央には400本以上のプラタナスが植えられ、ゆったりとした気分で散策できます。道の両側には日本でもお馴染みのブランドショップや西洋料理のレストランが立ち並んでいます。
突然ですが、ここで上海のナイトライフをご紹介。上にはさもさわやかに最終日の朝を迎えたようなことを書きましたが、この日はじつはかなり大変でした。というのも、わたしを含めて4人のメンバーは、一睡もしていなかったのです。前夜、グランドハイアットホテル88Fのバーでみんなと打ち上げをしたあとに、「上海に来たからには現地のホットスポットを視察せねば! 」ということでライブハウスやクラブをめぐっていたのでした。ちなみに夜の上海は東京ほど「24時間営業」ではなく、だいたい3時ごろには閉店します。だから、ライブハウスに1軒行き、さらに足を伸ばしてクラブに行こうと思った頃にはすでにあと30分で閉店、という微妙なタイミング。30分のところを1時間近くねばってなんとか飲みたおし、コンビニで(なんとローソンがあるのです! )お土産を買ったりしてからホテルに戻ったのが4時半すぎ。あとは眠気をこらえて荷造りをすませ、なんとか朝を迎えて、いざカメラを持ったらハイテンションになった、というわけでした。
ちなみに、近々上海に行かれる予定でナイトスポットを知りたいとういう方には「新天地」エリアにいくつかあるライブハウスか「衡山路」エリアにある深夜営業のバーなどがオススメです。上海には日本の渋谷や六本木にあるような踊れるクラブはありません。上海のクラブはバンドが入って有名な曲をカバーしていて、それに合わせて踊るというちょっと大人なスタイルでした(ちょっと残念)。
新天地(シンティエンディ)
「新天地(シンティエンディ)とは…旧フランス租界の町並みを再現した、最近にわかに注目を浴びているショッピングモール。今世紀始めにつくられた、黒煉瓦を外壁にした住宅を改造したショップ、レストランがお洒落で、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。中国における「青山・六本木」といった感じのエリアです。

上海の街をそぞろ歩き
朝の市場
魯迅公園の外の通りでは朝の市場がありました。朝からやきそばを焼いている人も。手前に見えるのは豆乳スープの旗です。
ラッピングバス
上海のバスは広告のラッピングバス。赤いボディーが町の様子とよくマッチしています。
早朝撮影が無事終了したのち、魯迅公園の入り口にみんなで集合。 朝食まで時間があるのでホテルまで歩いて帰ることにしました。帰り道のみんなの話題は、もっぱら魯迅公園で出合った人びとのこと。「あの人、見た?? 」「太極拳って、手からエネルギーが出ている感じしたよね」などなど。そうして歩 きだすと、路上に市場が出現。広めの歩道の上に所狭しと食べ物から洋服、時計、靴、などさまざまなものが売っています。朝から焼きそばやラーメンをつくっている人もいます。こういう光景も中国ならではの雰囲気、これがしばらく見られないと思うと少し寂しい気分になってしまう…。それくらい活気にあふれていました。 そうして並木道をたどり、ホテルの近くまででると大きなバス通りに出ました。なんと通りの角には洋服の「ユニクロ」があります。 次に上海に来るころは、もっと東京に似てき てしまうのかな、なんて思いながら 通りを見ると、真っ赤で大きな物体が! 良く見たら外側が全部広告になっているバスでした。 東京のバスが広告になったのはつい最近の話。この国のスピードは速い。未来に向かって猛スピードで進んでいる国なのだなあ、とバスを見ながら一瞬思いにふけりました。

再見上海、楽しかった中国よ、さようなら!
楽しい時間というものは、ほんとうにあっという間に過ぎていってしまうものです。とうとう空港に向かう時間になってしまいました。ホテルに戻り、ごはんをたべたらもう10時。集合の時間です。奥にしまっていたパスポートをバッグの出しやすいところに入れなおし、ゴロゴロとスーツケースを転がしながら、ロビーにて集合。「おはようございます!」とガイドの金さんはいつもどおりの元気印。でもこれが最後の点呼になると思うと寂しさがつのってきます。みんながそろったところでバスに乗りこみ、空港へ。
空港まで向かうバスの中では、みんなにマイクを回して楽しかったことや感じたことを話しました。みなさん思いはそれぞれ。「一年分の写真を撮りました! 」と長野県から参加した松田さん。参加者の方の中で一番年上の岸本さん(69歳)は最初から最後までジョークをたくさん披露してみんなを和ませてくれて、「一生の思い出になりました」とコメントしてくれました。そしてテラウチさんが今回のツアーのテーマについて再確認。都はるみの「なにわ恋しぐれ」を引用しながら、中国ツアーのテーマは「人は未来に恋をする」だったとのこと。その思いをもとに撮影をしてきたそうです。そして最後にこのツアーにとても細やかに心配りをしてくれたガイドの金さんにお礼を言って、そんなことをしているうちにあっとう間に空港についてしまいました。
いよいよ中国ともお別れです。飛行機の関係でその場にいない参加者もいたけれど、最後に空港で記念写真を撮りました。再見、中国! また必ず来ます!!
記念写真
とうとう上海ともお別れ。別便の人もいたので、空港で集まることのできたメンバーで最後の記念写真を撮りました。

Special Thanks to;

ツアーの計画から出発までの参加者のみなさんの対応に心をくだいてくださった日通旅行(株)の福山さん、中国についてたくさんのアドバイスをくださった(株)大秦の横山社長、12人という大人数を快く自宅に呼んでくださった趙さん、旅行のアドバイスを下さった写真家の齋藤康一先生、励ましと力を貸してくださった北九州のフジカラー祇園の佐藤さん、上海青年旅行社の金さん、そして何より一緒に楽しい旅をつくってくださった参加者のみなさん、ほんとうにありがとうございました!

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