撮影ツアー
 

2004年6月26日(土)~30日(水)の5日間、総勢12名で中国撮影ツアーに行ってきました!
4泊5日、ただただ撮影するためだけの日々。なんとも贅沢な時間でした。なにをかくそう担当者のわたしも初企画&初参加の撮影ツアー。いままで一人旅が多かっただけに、ツアーってこんなに楽しかったんだ!っていう発見が満載。
行った人も、いけなかった人にもこの楽しさを味わっていただけるよう、日記スタイルでお伝えします。

中国撮影ツアー 1日目中国撮影ツアー 2日目中国撮影ツアー 3日目中国撮影ツアー 4日目中国撮影ツアー 5日目

天女が舞い降りて来そうな庭園、それは蘇州の「拙政園」
集合写真
世界遺産のモニュメントの前で集合写真をパチリ!
シャドウフォトグラファー
透かし細工のはまった鏡でシャドウフォトグラファーを撮ってみました

庭園
明の時代にトリップしたかのような風景。庭園の見せる表情はさまざま
杭州のあとは、いよいよ「東洋のヴェニス」といわれる蘇州へ。今回のツアーでは蘇州を楽しみにしてきたメンバーの方も多く、なんだかみんな準備をする手つきも気合が入っています。「悠久」な杭州をはなれ、バスは3時間ほどして蘇州に到着。さっそくまず1ヶ所目の撮影ポイントである世界遺産の庭園「拙政園(せっせいえん)」に入ります。
ちなみに、蘇州は庭園の都市として有名なところ。隋、唐、明、宋・・・中国ではご存知の通りさまざまな王朝が栄えてきましたが、どの時代にもこの地は愛され、時代の名士がこの地に癒しをもとめて訪れ、庭園を築いてきたそうです。「拙政園」はそのなかでも最高に美しいところだとか。わくわくしながらいざ入場。おっとその前に忘れてはいけません、せっかくの世界遺産なので、モニュメントの前で記念写真をパチリ!
庭園の中は、めくるめく世界でした。ハスが一面に広がる池、格子の細工が美しい窓、ステンドグラスのようなブルーの模様がある窓…。まるで竜宮城のような東屋の軒先には、天女のような女性がただずんでいる姿が目に浮かびます。「クールな感じのモデルを連れてきてあそこに立たせたいねー」なーんてテラウチさんと話しながら、妄想がふくらむ、ふくらむ。
この庭園はフォトグラファーにとっては遊園地みたいなところ。2人1組になっておのおの好きなところに散り、ときどきすれ違っては、「あっちにハス咲いてたよ!」「回廊もくねくねしてていい感じだよ」と情報交換。そんなこんなで、あっという間に集合時間。参加者のOさんの「撮り足りないところがいっぱい!だからまた来ます」と言った満面の笑顔が忘れられない!

気分は呉の孫権!? 北寺塔の上から蘇州を一望!
北寺塔
これが北寺塔。威風堂々とした塔は、蘇州ランドマークのひとつ
北寺塔風景
北寺塔から見える家々の屋根。
一定のリズムがあって素敵です
優雅な「拙政園」を撮り終え、お昼ご飯ですっかり満腹になった一行が向かったのは、北寺塔(ほくじとう)といわれる高い塔。なんでも、三国志時代、かの有名な呉の王「孫権」が母親の恩に報いるために建てたものだとか。この塔は高さ76m。登れば蘇州の町が一望できると聞き、急遽ここにも行くことにしました。次のポイントまでに時間がないので、なんと20分の強行軍。みんな“えいえい!”とらせん階段を登ります。(お腹はかなり重ためでした…)7F建ての最上階に上ると、目の前に広がる蘇州の町並み。ヨーロッパ調に整えられた町並み、平屋の古い家々、そして遠く郊外の水郷風景…。NHKの人形劇で見たあの三国志の孫権もここから蘇州の町並みを眺めたのでしょうか。平屋の一角には井戸があり、若そうな女性が2人、洗い桶を使って洗濯しています。なんだか素朴な風景に心打たれていたら、あっとういう間に集合時間5分前。いけない、もう降りなきゃ!

船で蘇州の街めぐり。次々訪れるシャッターチャンスにみな興奮!
橋
まるでヨーロッパにあるような橋。
これをくぐりぬけて船は走っていきました

船からの風景
家々の軒先をかするようにして進む船。シャッターチャンスがいっぱい!
今回の中国ツアーの特徴といえば、とにかく船に3回も乗ったこと。烏鎮で1回、西湖で1回、そしてこの蘇州で1回。なにもそんなに船ばっかり乗らなくても…と思うあなた、じつは船はとても写真が撮りやすいナイスな乗り物なのです。
船がナイスな理由はいくつかあります。
1.荷物を置いてじっくり撮れる
2.風が気持ちいい
3.なんと言っても沿道の人が手を振ってくれる
のがいいんです!!!
特に中国では「3」がすばらしく楽しかった。特に蘇州がいちばん。蘇州での船は、とても狭い水路を進んだのですが、その感覚は、東京の「チンチン電車」。家々の軒先や裏窓に触れそうで触れない距離は、なんともいい感じです。沿道を走るバイクは前がお父さん、後ろが小学生くらいの女の子。家の前でただずんでいたおばあちゃん&おじいちゃんはこちらに向かって笑顔で手を振ってくれました。ほかにも子供がいっぱい手を振ってくれて、それが午後の陽射しの中でまぶしかったこと!参加者のみなさんにどこがよかったかインタビューしたところ、「蘇州の船が一番興奮した!」との意見も多数。それくらい、短い間にぎっしりと中味のつまった小さな船旅でした。

ピサの斜塔 in 中国!? なんと春秋時代の斜塔発見
中国版「ピサの斜塔」
中国版「ピサの斜塔」はほんとうに傾いていました!
シェー
大阪人の2人による、見事に揃った「シェー」です
興奮しまくり、テラウチさんに至っては船から身を乗り出して写真を撮ろうとして、文字通り船頭さんに首根っこつかまれた小さな船旅。その船を降りたところが、中国版「ピサの斜塔」で有名な虎丘(フーチュー)でした。ここが本日最後の撮影ポイント。なんでも春秋時代のこれまた呉の王様がつくったものだそう。そしてここは不思議な形をした石や、幻想的な林、吸い込まれそうな泉、など名所がたくさん。
最初に塔のある丘まで登り、そのあとはまた自由行動開始!ぼんやりと塔を眺める人がいるかと思えば、テラウチさんは参加者の一人でなんと新妻のOさんをモデルににわかモデル撮影を開始。大阪出身の2人組はナイスなハイテンションで三国志時代のお寺とたわむれていました。
ひとしきりシャッターを切って、思わずぼんやり。ここは木がたくさんあるので、緑豊かな森の中にいるような心癒されるひとときでした。そうしているうちにガイドの金さんの「みなさん時間ですよ~」の声が…。集合したあと、夕暮れの優しいそよ風を感じながら、シャッターを切りつつバスに戻りました。

いよいよ魔都上海!まずは夜景からスタート
30度以上の暑い1日、蘇州をすっかり満喫した一行は一路上海へ。バスで2時間ほどの移動です。移動の途中、バスの社内で今までまわった所でどこが一番良かったかインタビュー。「蘇州で乗った船!燃えました」「烏鎮!」「わたしも今日の船かなー」と、さまざま。この時点での1番人気は蘇州の船、そのあと西湖、次に烏鎮、といったところ。「烏鎮のホテル で食べた郷土料理が忘れられない~」という意見もありました。いやはや、あれはほんとにおいしかった。
テレビ塔
上海、外灘から見たテレビ塔。夜景だけ見たらまるで東京のよう。
そうこうしているうちに上海入り。 まずは腹ごしらえをして、それから上海の夜景をいざ激写!です。
夜景の撮影に向かったのは上海のベイエリア外灘(“バンド”/中国語では“ワイタン”)です。かの有名な洋館の並ぶベイエリア。日本でいうとお台場のようなところでしょうか。いい感じに霧が出て、ランドマークのテレビ塔や河をクルーズする船のライトアップもきれいです。さっきまでいた蘇州ののどかな田舎の風景から、一転して現代のライトアップされた世界。携帯電話を片手に歩く若者、まるで東京を見ているかのような恋人同士。夜10時くらいまで、外灘はひとでいっぱい。朝から撮影でもりあがってクタクタになったわたしたちは、夜の街を楽しむ上海のみなさんより一足はやくホテルにひきあげました。
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