撮影ツアー
 

2004年6月26日(土)~30日(水)の5日間、総勢12名で中国撮影ツアーに行ってきました!
4泊5日、ただただ撮影するためだけの日々。なんとも贅沢な時間でした。なにをかくそう担当者のわたしも初企画&初参加の撮影ツアー。いままで一人旅が多かっただけに、ツアーってこんなに楽しかったんだ!っていう発見が満載。
行った人も、いけなかった人にもこの楽しさを味わっていただけるよう、日記スタイルでお伝えします。

中国撮影ツアー 1日目中国撮影ツアー 2日目中国撮影ツアー 3日目中国撮影ツアー 4日目中国撮影ツアー 5日目

バイキングは意外にヘルシーな中国の朝
さて、いよいよ今日から本格的に1日撮影漬けの日々がはじまります。そんな朝はしっかり腹ごしらえ、みんなで朝食バイキングです。朝食はコンチネンタルと中華と両方。前日の夜中までワインを飲んでいたテラウチさんとIさんとSさん(あえてお名前は伏せておきます)とわたしは、朝のスタートは遅かったですが、しっかり朝ごはんにも参加です。ちなみに前の夜ワインをボトルで頼んだら、バーカウンターのウェイトレスさん2人はどうやってコルクを開けていいかわらず、2人が入れ替わり立ち代り、10分くらい栓抜きと格闘。(ちょっとコントっぽくて面白かった)どうやら中国の人はあまりワインを飲まないみたいです。ワイン隊以外に、「夜の街をさまよう隊」という人たちがいて、彼らはかなりいい感じの屋台が見られた らしく、興奮して帰ってきました。(あー、ワインよりそっちのほうが良かったー、とちょっと惜しむ)
さて、話題を朝食に戻して…と。これがおいしかったんです!しかも朝食でびっくりしたのが、「ザ・中華」というような油っぽいものがあまりなくて、野菜がふんだんに使われたヘルシーなメニューが多いこと。6~7割は野菜でした。そしてこの野菜が新鮮でおいしい!食べていると、どんどん元気になる感じなのです。そして忘れてはいけない定番のおかゆ。薬味を思い思いに入れて食べました。おかゆには、日本ではあまり見られない、小豆が入ったような紫色のものがあって(ちょっと甘い)、これにねぎとかおしょうゆをいれると最高においしい!!朝からすっかり幸せ気分でバスに乗り込みました。
写真はこの日の朝ごはん。左手前にあるのは温かい豆乳のスープ。しょうゆ、万能ねぎ、しょうが、ごま、と揚げみたいなものが入っています。わけもわからずぜんぜん違うモノをつくろうとしていたわたしを見て、ウェイターさんが笑いながらつくってくれました。

烏鎮(ウーチン)はシャッターチャンスの嵐

船に乗るシーン。船頭さんたちはけっこう愛想がいい。

こんな感じの景色が続きます。


船はゆっくり進むけれど、シャッターチャンスだらけでみんな大忙し!!
朝ごはんですっかり満腹になってバスに乗り込み、30分で烏鎮へ。あっという間に着きました。バスの中ではテラウチさんが中国の街並みを撮る時の注意などをレクチャー。フィルムはISO400とISO100を半分ずつに。そしてバスを降りたら、門をくぐりさっそく船へ乗り込みます。ちなみに「鎮」とは水郷という意味で、このあたりには他にもいくつか「鎮」があります。「鎮」では、住んでいる人が昔と変わらない生活をしていて、川で洗濯ものを洗うおじいちゃんを見かけることも。街並みも100年前のままで、船から眺める建物はまるで「ラストエンペラー」のワンシーンのようです。そんな街並みの中を船はゆっくりゆっくり進みます。すごくゆっくりなのに、いい感じのシャッターチャンスだらけで、「速いよー!」と思わず泣きが。それもそのはず、フルマニュアルのNikonユーザーのIさんはフィルム巻きの間にてんてこまい。がんばれ、がんばれ!そしてふとテラウチさんを見ると、水面ギリギリの高さまでカメラを近づけてじっくりと波を撮影中。なるほど、そんな手があったか!
そうこうしているうちに、船は波止場につき、今度は街の中を1時間半ほど自由散策タイム。2人一組になって散り、さっそく探検開始。ちょっと路地に入れば、サドルが朽ちて泥だらけになった自転車がなんとも渋い。路地から家のリビングやキッチンが丸見えで、奥でおばあちゃんがチャーハンを作っている。これから川で洗濯をするのか、洗面器に洋服らしいものを入れたおばあちゃん2人組みがおしゃべりしながら川へ向かっていく…。路地もこれまたシャッターチャンスだらけです。ちょっと大通りに出たら、人力車のお兄ちゃんが話しかけてきた。「おねえさん、乗っていかない??安くするよ~」と言っているもよう。どうやら中国人に間違われたらしい。うーん、良く話しかけられるなぁ。そうやって烏鎮の街にイイ感じに溶け込んで、程よく疲れて来たころ、フィルムを10本取り終えて、集合時間になりました。10本写すのがあっという間の2日目の午前。

マルコ・ポーロが絶賛した西湖は美しかった!

湖上でのワンシーン。「悠久」を感じさせる美しいながめです。

一艘まるごと貸し切りの船でパチリ!


旅人風情たっぷりの湖畔。とても穏やかな気持ちになります。


塔から眺めた西湖。まさに絶景です。
じつは烏鎮では最高に暑かった!たぶん35℃くらいはあったはず。そんななか、お昼のレストランで金さんはキンキンに冷えたビールとばっちり涼しいエアコンを準備して待ってくれました。集中して撮影したあとの冷たいビールがおいしかったこと!! お昼ご飯もまた充実して、昨夜ホテルで食べた烏鎮の郷土料理に変わってこんどは江南料理でした。美味、美味。そして一行は満足してこんどは次の撮影スポットの杭州に出かけました。
杭州の目玉はなんといっても西湖。かのマルコ・ポーロが、「世界一美しい都」だと絶賛した、南宋の都のあった湖です。まずは西湖のほとりの公園を歩いて、遊覧船の船着場へ。途中、結婚式をあげたばかりのカップルがウェディングドレスとタキシードで歩いているところに遭遇しました。ウエディングドレスが芝生の緑に映えてとてもさわやかなシーン。そして公園の中には湖の水場があちこちにあり、そこにかかる眼鏡の形をした橋がこれまた美しく、一行もシャッターを惜しみなく切ります。
船はなんと遊覧船をまるまる一艘貸し切り。烏鎮のときよりも大きな船に全員乗って、いざ出発!岸辺が遠ざかっていくにつれ、西湖の美しい景色がどんどん広がっていきます。真ん中くらいに来ると、見渡す限りにおだやかな湖面が広がっています。遠くに浮かんでいる小船。そして湖の向こうには、水墨画のようにうっすらと見える山並み。ふと目を真下に向けると、水面には夕日になりかけた太陽が金色にキラキラと光っていて…。まさに「悠久」を感じさせるシーン。ひとしきりシャッターを切ったあと、みんなそれぞれ静かになってなにかに思いを馳せました。20分くらいかかって、船は
西湖を横断し、悠久な時間も終了間近に。みんな「えー、まだ降りたくない」「もう1回~!」と名残惜しい様子。西湖との別れがあまりにも名残惜しいので、船から見えた湖畔の塔に登ることにしました。登った塔は丘の上にあり、これまた西湖を一望できて絶景!帰国して分かったのですが、ここは今出ているJALのポスターでサザンオールスターズが立っているところでもあります。西湖からの風がほのかにそよぎ、とてもいい気持ち。塔から降りてもまだ時間があったので、今度は湖のほとりのある橋へ行きました。昔むかし、恋人同士が悲恋の末に身を投げたという橋。丁度日が沈みはじめ、空がゆっくりと紫色に染まっていき、なんともドラマチックな景色に。みんな思い思いに橋げたに座りながら、そんな夕日を眺めて終わった、長い長い1日でした。
このページのトップへ